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「課題研究」は、専門科目の中の一つの科目で、皆さんが特に興味・関心を持ったり、将来の進路において必要だと思ったりするものを研究テーマとし、先生のアドバイスを受けながら、一年間を通して問題の解決を図っていく科目です。 今日の情報化・国際化・高齢化社会に生きる皆さんには、その変化に対応するため、応用性のある知識や技術を確実に身につけ、それを将来活用することのできる能力が今後ますます必要になってきます。そのため、実験・実習などの実際的・体験的な学習を通して、問題を解決する力や、自発的・創造的な力を養うことが大切です。このような観点から、「課題研究」という科目が設けられました。 従来から学んでいる科目とともに、この科目を学習することにより、変化の激しい社会の中で主体的に生きていく力と、社会生活で直面する多くの課題を解決する力を身につけていくことが期待されます。具体的な目的は、次の6つあります。 @
自ら考える力を養う。 A
問題を見つけ解決する力を養う。 B
問題解決の方法を計画的に立てる力を養う。 C
今まで学習してきた知識や技術を深める。 D
学習した内容をまとめる力を養う。 E
自分が研究した成果を他の人に理解させる力を養う。 …………………………………………… さて、平成25年4月から学科改編がなされ、課題研究についてもわが校での学習内容が変更されました。現在の課題研究は、学科の学習内容に沿って2年間にわたりプロジェクト学習をしていくことになっています。これまでの課題研究と違って、継続研究に取り組めば、2年間にわたって同じテーマで研究することができます。また、専門高校だけでなく普通高校でも、課題研究の手法は注目されており、これから社会で生きていく皆さんは「身の回りの問題を見つける力」「解決に向けて計画的に進める力」がより一層必要になります。 この度、今年の学習の成果をまとめた研究集録(「学習報告集」)を発行することができました。時間のないところ原稿を作成していただいた皆さんに感謝いたします。高校生活の思い出として保管するだけでなく、時々取り出して読んでください。“生きるヒント”が多く詰まっていることと思います。 (令和3年2月) |
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