山形県立置賜(おきたま)農業高等学校ホームページを訪問いただき、まことにありがとうございます。
本校は山形県の南部、四方を吾妻、飯豊、朝日、蔵王の連峰に囲まれた風光明媚な米沢盆地の中央部西側に位置しています。本校の所在地である川西町上小松字蓬田(よもぎだ)の地は犬川のほとりの街を見下ろす高台にあり、四季折々の風情が美しいことで有名です。
本校は、明治28年、南置賜郡立蚕業学校として創立し、明治34年、山形県立置賜農学校となりました。翌35年にここ川西町上小松に移転し、今日に至るという、歴史と伝統を誇る農業高校です。
開校以来128年の歴史を持ち、県内最大規模で置賜地区唯一の農業高校として、多くの優れた人材を世に送り、卒業生は山形県の地域貢献・産業振興はもとより、広く各界でその重責を担い、あらゆる方面で活躍しておられます。
現在、生物生産科、園芸福祉科、食料環境科の3学科に併せて161名が在籍しており、元気に学んでおります。
「質実剛健」、「誠実明朗」、「実践奉仕」を校訓とした本校の教育は、高い志を持つ地域農業の担い手をはじめ、幅広い分野で地域社会を牽引する優秀な人材の育成を目指すものです。人が生きる礎である食と農に係る深い学びや日常的な生命の観察、直接的なふれあいなどを通し、これからの時代を生き抜くしなやかな感性も育んでいます。
今年度も「新しい時代と地域の発展を担う人材」育成に向け、さらに教育活動を加速してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月
校長 平田 忠宏(ひらた ただひろ)